【情報サービス産業界の基礎知識】
*参考1【電電ファミリー】
日本のコンピューター産業界はかつて旧電電公社の電話交換機を作っていた会社がリーディングカンパニーとなっており、情報サービス産業界はその系譜を受け継いでいる。
・枢機卿:公社データ通信本部
*参考2【五大システムインテグレーター】
日本の情報サービス産業界を支配する五大ファミリー
・NTTdata
・富士通
・HITACHI
・NEC
*参考3【システム開発会社における技術職の職種】
1.Project Manager(プロジェクト管理)
2.Infrastructure Architect(基盤)
3.Facility Architect(電算設備)
4.Operation Architect(運用)
5.Application Architect(開発)
6.System Auditor(システム監査)
7.Logistics Specialist(業務支援)
参考4【システム開発会社における技術職の職位】
5.Principle(魔神)
4.Executive(役員Lv)
3.Master(部長Lv)
2.Senior(課長Lv)
1.Associate(一般社員Lv)
参考5【システム開発案件における技術者の身分】
・化物
→怪物、人外、夜族、物の怪、異形、それはもはや人ではない。大人の事情で本社ビルの一室や都内郊外の専用区画でひっそりと慎ましく暮らしているが、世界存亡の危機に際しては、世界を救うために所属する組織の垣根を越えて団結して活動するとの噂。
*****人類が超えられない壁******
・教皇庁
⑴お客様、エンドユーザー、発注者
⑵開発案件における絶対権力。本部、システム子会社の社員様も含めて絶大な影響力を持っている。貴族でも謁見するには王族もしくは高位の貴族によるアポイントメントが必要。
⑶お客様の経営トップは教皇、事業部門トップは枢機卿と呼ばれ、ご機嫌を損ねるとどこかの王様が断頭台に登るか、流刑になるらしいとの噂。
********聖俗世界の壁************
・王族
⑴プロジェクトリーダー、統括責任者、本部役員、親会社の役職員
⑵貴族でもなかなか会えない。そもそも現場に来るのは年に1回あるかないか。
⑶このレベルの人を怒らせると所属する会社ごと業界から消される(かもしれない)
・ex:BU長、事業本部長、執行役員、取締役:Executive
********階級社会の壁**********
・貴族
⑴プロジェクトマネージャー、グループリーダー、平民と奴隷の管理要員、ときどきSE。
⑵一般にグループ子会社も含めてプロパーと呼ばれる階層。平民の前には毎週現れるが、奴隷には見えない存在。裁量がある働き方ができる人達
⑶発注者のお客様に謁見し意見具申できる
・部長:Master
・課長:Senior
・課長代理、社員:Associate
********出生身分の壁**********
・平民
⑴SE。特例でPMやPGがいる
⑵独立系SIer:協力会社、BP(さん)
⑶主契約者やお客様の自社ビルで働くことが許される存在だが、大人の事情でお客様の前では存在しないことになっている。
********人間の壁**********
・奴隷
⑴プログラマー、コーダー、テスター、運用管理担当者、運用オペレーター
⑵中小零細会社、個人事業主:外注、下請け、外部委託のゴミ
⑶開発部門は雑居ビルにあるプロジェクトルームに長机、化石パソコン、パイプ椅子がお約束。運用部門は郊外のデータセンターにある窓のない業務室の片隅かマシン室の中。職場は新世代の強制収容所と揶揄されることがある。
参考6【情報サービス産業界の身分】
・教皇:お客様の経営トップ
・教皇庁:お客様、エンドユーザー
・枢機卿:お客様の経営陣。稀に教皇庁より王族に打診があり宰相府の推挙により教皇様より親任されることもある。(ex:東証CIO)
・英国国教会:
米国IBM本社
日本IBM社長
・東方教会
********聖俗世界の壁************
・王族:NTT本部
********絶対王政の壁**********
・宰相府:
・NTTdata
********貴族制度の壁**********
・公爵:
・日立
・富士通
・NEC
・子爵:公爵家以外のH/W・S/Wベンダー社員
・男爵:子爵家の子会社
********出生身分の壁**********
・騎士:王族、公爵家~男爵家が直接契約している企業の技術者
・平民:教皇庁、王族、公爵家~男爵家に所属しないシステム開発会社で正社員のPM、SE
*********人間の壁************
・奴隷:教皇庁、王族、公爵家~男爵家に所属しないシステム開発会社のプログラマー、コーダー、テスター、運用管理担当者、運用オペレーター
******人理概念の壁************