小衣のため息

IQ1300の天才少女、明智小衣のボヤき

【SE時代の吊し上げ2】

🐱「既存のスキームだけでやってる場合じゃないでしょう?予算なんていくらでも回せるじゃないですか?」

 


?「なんだ、その口の聞き方は!」

 


🐱「おやおや。あまり興奮すると血圧が上がりますよ(笑)。お住いは有名高級住宅地の新築庭付き一戸建、奥様は派遣先顧客の本社総合職OG、ご子息は国立大学から中央省庁の準キャリア、ご令嬢は有名私立中高一貫校から大学までエスカレーター。東証一部上場とはいえ万年下請けソフトウェア開発企業の高卒プロパーの幹部にしては随分恵まれた生活ですなァ。実に羨ましい限りだ。」

 


?「き、貴様何を言いたい…」

 


🐱「まぁ私は懲戒解雇でも刑事訴追のどちらでも、いやその両方でも一向にかまわないのですが、私が出るとこ出たら困るのは貴方ではないですかな?この調子だと、来期の人事で本社に執行役員で戻れるそうじゃないですか?せっかく苦労してここまで来たんでしょ?歳に似合わず青臭いことばかり言ってないで、もう少し大人になりましょうよネッ。(ニッコリ)」

 


?「…」

 


無罪放免の上になぜか役員待遇でプロ管の課長に昇任(スットボケ)