【日本のICT業界で開発現場に居るエンジニア達の実態】
【エンジニアの言い分】
「プログラムだけ書いて給与もらいたいんです!」
「GAFAの開発した技術や方法論を使ってGAFAのように開発したいんです!」
「何を作るかは経営者の考えることです!」
「どう売るかを考えるのは営業の仕事です!」
「給与安すぎです!ベイエイリアでは年収1000万円が最低ラインですよ!?」
「3年同じ会社にいれば無能、5年いれば化石。」
「"専門がないこと"が一番の強み。
何者でもないからこそバランス感覚を養える"」
「環境が人をつくる。環境に変化がないことは、安定ではなく後退である。」
【エンジニアの実態】
「コーディング以外のことはできません(むしろコーディングも怪しいです)」
「GAFAの開発した技術や方法論はなんとなく聞いたことがありますが、計算機科学やソフトウェア工学なんて勉強したことありません」
「何を作ったら良いのかわかりません」
「買い手のことなんて考えたこともありません」
「正社員で3年間在籍しても会社が要求する成果が出せなかったので、レイオフされる前に転職する行為(Job Hopping)を繰り返したら、どこも雇ってくれる会社がなくなったのでフリーランスになりました。」
「転職先は有名企業ばかりですが、業務や技能の専門性に特化する前に辞めているので専門技能は身に付いてません。」
「仕事で成果が出せない理由を常に外部要因のせいにしてきたので、自分は悪くないです。」
【元SEとして日本のICTエンジニア達に対する見解】
日本のICT業界におけるSI案件の下請け職業プログラマー達の存在は、ICT業界の生産性向上と収益性改善の阻害要因であり、日本のICT業界全体の品格を貶める劣等民族でありシステム開発案件における敵性分子である。ICT業界のプレゼンス向上ためには、可及的速やかに最終的解決を実施する必要がある。
【コンサルタントとしての見解】
現代の事業会社がICT業界に求めているのは、生産性向上と収益性改善。
「ICT技術者はコスト」というのが事業会社の見解。
ICT事業のKFSは市場占有率の確保。
企業のコアコンピタンスは営業力。
よってICT企業が特化すべき事業分野は、1.Sales&Marketing、2.Service Design、3.Service Managementの3点。
結論として現代のICT企業にはエンジニア自体が不要である。
一方、開発工程の分割と職能の分割により、ICT企業の業務内容がクリエイティブクラスとマックジョブに区分されているので、労働力確保の観点から上位商流の統制下でICTエンジニアを下流の下請け企業に存続させた方が経済的合理性にかなっている。